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下村敦史 著 実業之日本社【ヴィクトリアン・ホテル】感想・レビュー【殺人のないミステリ】
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下村敦史 ヴィクトリアン・ホテル 【あらすじ】
高層ビルが建ち並ぶ都内の一等地に存在する『ビクトリアン・ホテル』
地上9階、客室数280室、贅を尽くしたレストラン7軒を誇る、日本有数の超高級ホテルだった。
従業員は250を超え、きめ細やかなサービスで国内外の客に愛されていた。
その『ビクトリアン・ホテル』は、明日をもってその歴史にいったん幕を下ろす。
様々な理由で訪れている客達。
そのすべてを見てきたのはこのホテルだけ。
運命に導かれるかのように起きる、事件、誘惑、秘密の関係・・・・
超高級ホテルに似合わない言葉【優しさは呪いだ】
張り巡らされた伏線、交差する善意と悪意に2度読み必至、感動ホテルミステリー!
主な登場人物
佐倉優美・・・悩める人気女優
三木本貴志・・・自業自得なスリ
高見光彦・・・新人賞受賞作家
森沢裕一郎・・・軟派な宣伝マン
林志津子・・・人生の最期をホテルで・・・・
下村敦史 ヴィクトリアン・ホテル 【感想・レビュー】
下村敦史さんの作品は「同姓同名」に続けて2冊目。
Amazonでの評価かはいまいちだったけど、個人的にはかなり楽しめた作品。
ホテル内で様々な理由で滞在している5人の主な人物の視点で話は進んでいく。
その5人を含めた人達が偶然なのか、必然なのか、出会い、話し、共感し、または疑惑を感じ、別れて、また出会う。
そのザッピング感に引き込まれて一気に読み進めていた。
しかし終盤になってと作者のトリックに気付き止まった。
このまま読み進めるか、それとも読み返して確認してくか戸惑ってしまった(結局読み進めたけど)あらすじ等で2度読み必至とあったが理解するなら必要になるだろう。
殺人事件の犯人当てとは違ったどんでん返しにやられてしまった。
もちろん話のトリックだけではなく、現代の風刺も書かれていて、「コロナ禍」の影響だったり、あとSNSでの誹謗中傷、クレームやバッシングも書かれている。
一部の個人的な考えで批判したりクレームした事が一部で共感されたり、相手や企業が対応した事により自分が良いことしたと思った事はその時で終わる。
ただそれによって長い間、悩み苦しむ人がいたり、対応により大きな損失をした企業もいる。
作中に【優しさは呪いだ】や【善意で捉えるか悪意で捉えるかで人の印象は変わる】とある。
人の多い所で困っている人助けたら、周りの人は助けた人に対して『自分がまるで非情な人に見えるじゃないか』と思う人もいれば、『自分も今度誰かに優しくしよう』と思う人もいる。
どちらがどうと言える立場ではないが、作中に出てくる人達の『優しさ』がどう報われていくのかも読み取って欲しい。
メタトロン
よみかつぶろぐ的総評